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© 金沢大学 子どものこころの発達研究センター

調査の内容

調査は原則2日に分けて行います。
下記が基本的な内容となりますが、お子さまの状態や検査員配置の都合などにより変動することがあります。

1日目

  • 認知機能検査
    お子さま
    絵や図を使った認知機能検査を実施します。これらはいずれも、楽しく取り組めるものです。
    1時間程度着座しての検査になるため、受付時に確認させていただく場合があります。
    認知機能検査イメージ
  • アンケート確認
    付添者 事前に郵送するアンケートの回答について確認します。
  • MEG測定

    ベッドに横たわり、MEG(エムイージー=脳磁図)測定用のくぼみに頭を入れて脳活動を測定します。検査中は検査スタッフが付き添いますが、不安が強いようでしたら無理強いは致しません。

    脳が活動すると、とても弱い磁場が発生します。MEGはこの脳内に発生する磁場を捕えます。今までも脳波検査で似たような情報を得ることはできましたが、MEGでは“それがどの部分に起きたか”というような細かな情報を得ることができます。

    お子さま・付添者 映像を見たり、簡単なゲームをしている時の脳活動を測定します。 親子同時測定に参加しない場合は、お子さまのみの測定になります。
  • MRI撮影
    お子さま・付添者

    MEGで得られたデータをより正確なものとするため、MRIにより脳の形の撮影を行います。親子同時測定に参加しない場合は、お子さまのみの測定になります。

    MEG測定・MRI撮影に関する注意事項

2日目

  • 行動観察
    お子さま おもちゃや絵本を用いた行動観察を実施します。これらはいずれも、楽しく取り組めるものです。
  • 聴覚検査
    お子さま 耳の聞こえ方や鼓膜の動きを検査します。
  • 視覚検査
    お子さま 視力や色覚などの検査をします。
  • 発達に関する聞き取り
    付添者 お子さまの発達歴や普段の様子について確認します。